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掲載記事1
| 全国理美容新聞 2002年3月13日 |
掲載記事の文章のみ下に抜き出しましたので、
記事を読まれる方はどうぞ。
| 平成十二年に実施された国勢調査を踏まえた上で、国立社会保障・人口問題研究所が発表した資料によると、老年(六十五歳以上)の人口は現在の約二干二百万人から二〇十三年(平成二十五年)に三干万人を突破し、さらに二〇一八年(平成三十年)には三干四百十七万人へと、急速な増加を続けていくとまとめている。これらの数字に伴い理容・美容業ではここ数年、在宅の高齢者や養護老人ホーム、デイケアセンターなどへ入所している人々への訪問理美容の動きが活発化している。そんな中、岡山倉敷市で理容・美容サロン計四店舗を経営する藤岡正直氏は二〇〇〇年四月、介護保険の施行と同時に「訪問理美容センター」(商標登録第4494480号)を立上げ、二〇〇一年四月には名称を「訪問理美容協会」に改め、現在、同協会の会長として倉敷市内を中心に活動を展開している。 藤岡氏は活動するに当たって何よりも信用が第一と考え、組織の名称「訪問理美容協会」(商願2001-1022898)、同協会がホームヘルパー二級有資格技術者に与える称号「介護理美容師」(商標登録第4494481号)、さらにその他の技術者に与える称号「訪問理美容師」(商願2001-066651)などを、いち早く特許庁に申請した。現在、商標登録(申請)済み。二〇〇〇年四月に訪問理美容センターを立上げた時は理美容師約十人の在籍でスタートしたが、その後、地元のテレビや新聞紙上で協会が紹介され、現在では約三十人(うち女性が約二十人)が在籍しているという。「在籍者は過去に理容・美容の免許を取得していて、現在は専業主婦をしているという人が多く、また年齢では三十代後半から五十代の人が多いですね」(藤岡氏)とのこと。 訪問理美容協会の活動は病院、特別養護老人ホームはもちろん、要介護者の自宅へ訪問してカット、パーマなどの理美容全般の業務を行っている。藤岡会長は「医療系の施設では依頼者の男性・女性ともショートカットを要望される人が多いですが、民間系の施設では、パーマやカラーに留まらず、ネイル、メイクまで施すこともあります。女性の場合、80〜85%の人がパーマやカラーを施しています。在宅訪問では、ご自身の姿をあまり見られたくないという高齢者や、ご家族の人からの誕生日プレゼントという形での利用もあります。やはり年末やお盆時期などは特に依頼が多いです。幾つになられても、 いつまでも美しくありたいと思うからでしょう」と語る。 同協会は倉敷市の『ねたきり高齢者等理美容サービス担当者指定』に認められており、市へ高齢者らからの訪問理美容の依頼があれば、紹介を受ける。現在では、倉敷市を中心として約二十五の施設(病院、特別養護老人ホーム、老人ホームなど)を訪れている。 各施設には同協会から「訪問理美容依頼書」という用紙を配布。中の項目には名前のほか希望日、立会人の有無、希望メニュー(カット、シャンプー等)などが明記してあり、施設側は該当項目に丸を付けて協会にファクスで送信する。協会はこれを受けて、派遣する人数や介護理美容師(ホームヘルパー二級有資格者)か訪問理美容師かを選択し、確認書を返信するという手順になっている。 施術の際に問題となるのがシャンプー時の水や排水などの処理だが、同協会では藤岡氏が発案した訪問用シャンプーセット『軽体(けいたい)シャンプーリング』を使っている。藤岡氏は「軽くて、コンパクトに収納できますし、要介護者のどのような体位や状況でも活用できるよう作っております。高さ調節や方向、角度が自由で、また取り外しもできますから、車椅子の人でも、前面、背面、横面いずれもが使用でき、座椅子でも可能です。製作費も非常に廉価ですし、材料はホームセンターなどでほとんどそろいます。三干〜五干円ほどでしょうかね」と説明してくれた。 藤岡氏は日本毛髪科学協会の会員でもあり、先日開かれた近畿支部の記念講習会では講師となって、訪問理美容協会の概要を説明している。そのこともあってか最近では、大阪府内の理容師、美容師からも協会への問い合わせがあったという。同協会へは入会金として正会員二万円、協賛会員三万円、また会費(一年間)として正会員二万円、協賛会員三万円を納める。会員になると「介護理美容師」「訪問理美容師」の称号を用いて個人で活動を展開することもできる。 協会は理美容師に訪問先を紹介し、紹介時のみ事務連絡費としてカット料金の五%を納めることになる。一度、訪問し、馴染みになればその後は、理美容師と利用者もしくは施設とが直接やりとりすることとなり、昨今の不況下、新しい活躍の場を見出すことへ十分つながるだろう。 藤岡氏は「会社という考えはありません。各個人が活用してもらえばと考えています。気軽に見学に来ていただき、活動が全国的にもっともっと広がって、会員が増えていって欲しい。 新しい形態として育っていき、社会的に認知されればと思います」と語り、 現在広く会員を募っており、問い合わせも気軽に求めている。 問い合わせ先=訪問理美容協会、 TEL 086-422-1117 |
| 訪問理美容センター コールセンター |
TEL 086−422−4141 Fax 086−422−3524 |
| mail:center@houmonribiyou.net | |
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